TNR活動報告のページです。

簡易的ではございますが、活動の報告もお伝えすることにしました。

発信頻度、詳細度等は出来得る限りになりますが、何卒ご理解の方、よろしくお願いいたします。


2023.7.31 7月の活動報告

その①

このオス猫は埋立地東浜の水路沿いで生活をしていました。
コンビニのお客さんから餌をもらったりアパートの住人から貰ったりと地域で可愛がられています。捕獲器もスンナリと入りました。手術後こっそり餌やりをしていた方と繋がり、朝の餌やりをお願いして周囲にも「手術済みました、地域猫としてよろしく」の周知チラシをポスティングしました。

通称「浜ちゃん」
通称「浜ちゃん」

その②

このハチ割れ、小高い所にあるお宅の畑で繁殖した野良です。
畑の近くには資材置き場もあり格好の猫の隠れ場所です。このお宅の方が可哀そうだからと餌をあげたら2匹のメス猫が次々子を産み成猫が5 匹。1カ月半~2カ月半の子猫が5匹。近所の方からの知らせでTNR決行。2匹捕獲しましたが妊娠していて、5匹、6匹とお腹にいました。間に合ってほっとしています。


相手と思われるオス猫に只今餌やり中。8月にこのオス猫と授乳中のメス猫2匹を順次TNR予定。


2023.7.31 4月・5月の活動報告

4月、母70代娘40代の二人暮らしのアパートで多頭飼育崩壊がありました。
母親が餌やりをしていた野良猫を室内に入れたのが多頭飼育の始まりでした。
完全に室内飼いだったといえ、不妊手術を躊躇する間に 気が付けば26頭、そうこうしているうちに母親が突然病に倒れネコの世話ができないという困難な事態になり、行政に不妊手術の相談がありネコの会でもお手伝いをすることになりました。

5月、猫は比較的栄養状態は良く26頭を10頭、10頭、6頭と3回に分けて手術をしました。

いつもどうぶつ基金さんには手術無料チケットを使わせていただき感謝いたします。
今後、より一層地域の方々と細やかにコミュニケーションをとり多頭飼育崩壊に陥らないよう未然に防止、啓蒙啓発に務めたいと思います。


公益財団法人どうぶつ基金とは
よなばるネコの会は、殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術事業」を利用して行った不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用については全額どうぶつ基金が負担します。


2023.4.15 今年度の挨拶

当ホームページへのご訪問のみなさん、また当会活動へご賛同・ご協力いただいている皆様に対し先ず、深く感謝いたします。2023年4月、久しぶりのホームページ更新になりますが、休まず活動は続いております。その報告をさせて下さい。


2021年7月に初めてのTNR。知らない事、不慣れな事ばかりで諸先輩や他団体にもお世話になりながら、続く2022年もひたすらTNRを続けており、2022年末時点で累計208匹のTNRを実施いたしました。
その間、社会活動として行政とも連携し、月刊町広報誌のお知らせ欄に、毎号小さいながらも活動報告を掲載させていただくことにもなりました。(21年12月号より掲載継続中。町広報/バックナンバー
ご協力いただいた関係者のみなさま、本当にありがとうございました。


この頃ようやく「そういえば、最近は子猫の鳴き声があまり聞こえないね」「猫のごみ漁りも減ってる」等、活動の成果を耳にすることが出来るようになりました。

また「野良猫に餌やりをきちんとするので不妊手術をして下さい」等、TNRの相談・連絡も増えました。
活動に対して地域の理解も少しづつ進んでいるんだと実感しますが、「TNRは猫好きな人たちが勝手にやっているボランティア」と、遠目に見ている方もまだまだいます。


猫をめぐる活動の多くは確かに、猫が好きでなければ出来ないものです。
しかしその活動団体すべてが、猫の愛護を目的にしているのではありません。当よなばるネコの会は、あくまで人間社会を中心に考えて活動しています。


生きるためだけに必死で生きている命たち。野良猫の生涯は過酷です。
野良猫に対し可愛さや哀れみから餌は与えるものの繁殖は見過ごし、しかし生まれ増えた命は疎んじ、遺棄、場合によっては殺処分とする。
そういった循環は猫の問題というより、人の問題だと言えませんか。


私たちはこの「人にとっての社会問題」の解決を目指しています。
今に生きるすべての野良猫の繁殖を制限し、せめて一代限りの命を全うしてほしい。その命を尊重したいのです。
つまる所TNR活動というのは、人が人のために行なう猫への繁殖規制です


出会ってしまった可哀想な野良猫、そのすべてに無制限の愛情を注ぐことは難しく、問題の解決にも繋がらない。愛護精神は猫の繁殖速度に応えきることができない。
野良として生まれた猫に対して、人として、私たちにとれるせめてもの責任をとっていきたいのです。


飼い主のいない猫が、私たちの町にはまだ多くいます。
その猫たちを害獣にしないためにも、気を緩めることなく、住民の理解と協力を願い、行政とともに啓蒙・啓発を務めながら、今年度も活動していこうと思います。 重ね重ね、引き続き、みなさまのご協力をどうかよろしくお願いします。


2021.12.03 取り急ぎ、活動当初から直近までの活動です。

与那原のにゃんこ39匹、さくら猫になりました

板良敷10匹、江口9匹、森下9匹、与原6匹 上与那原3匹 全39匹
7/1から10/20まで約3ヶ月半で誕生したさくら猫達です。見守ってあげて下さい。


<当会のTNR活動について

よなばるネコの会は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している与那原町と協働してTNR を行いました。どうぶつ基金が発行する「さくらねこ TNR 無料不妊手術チケット」によって行った不妊手術費用については、全額どうぶつ基金が負担しました。


さくらねこ♥TNRとは (TNR先行型地域猫)
https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story/